エアロスカウトで冷蔵庫の故障を予知!

先日アイランドシックスでは数十年使用したオフィス用の冷蔵庫を交換しました。 交換のきっかけとなったのは弊社取り扱い製品である、エアロスカウトの温度管理ソリューションです。

エアロスカウトの製品テストの一環で冷蔵庫・冷凍庫内にエアロスカウトの温度管理タグを1つずつ置いておりました。本システムでは24時間365日、自動で温度チェックをしており、異常な温度上昇の際はタグからアラートが発報され、PCやスマホに通知が届く仕組みのため、冷蔵庫の異常にいち早く気が付く事ができました。

■旧冷蔵庫の冷凍室の温度遷移(上図参考)
冷凍庫内の温度はほぼ0℃で遷移
この後、0℃を上回って遷移し始めたため新冷蔵庫の購入を決断

■新冷蔵庫の冷凍室の温度遷移(上図参考)
冷凍庫内の温度は-20℃近辺で安定して遷移
グラフに定期的な波があるのは、コンプレッサーのON/OFFによる温度変化
冷凍庫の扉を開けたことによる庫内温度の上昇もグラフから分かります。

また、エアロスカウトでは、一部製品にレポート機能がついております。

温度上昇の原因が機器の故障なのか、それとも扉の開け閉めによる温度上昇なのか、開けっ放しが原因なのかがデータを見て判断する事が可能です。

■温度履歴レポート(旧冷蔵庫)202008
コンプレッサーのON/OFFによる温度変化が顕著
ONの時は-17.5℃まで庫内が冷却されるが、OFFになると-5℃近くまで上昇
この頃から劣化の予兆が見受けられました。

※冷蔵/冷凍庫内は温度が一定に保たれていると思いがちですが、
温度をモニターするとこれだけ温度変化が発生していることが分かります。

これからの季節、食中毒に注意!

今回エアロスカウトによる温度管理のおかげで、冷蔵庫が完全に故障する前に交換できました。

予知保全の大事さに改めて気づかされた出来事でした!

新しく購入した冷蔵庫内にも温度管理タグをバッチリ設置!