普段生活していると気付きませんが、日本は世界でも有数な「水大国」です。年間平均1,700ミリを超える降水量、その雨を多くの山が蓄え、ダムが蓄え、人々の生活で使われています。

一方でイスラエルは「砂漠の国」と言われ国土の約60%が砂漠であり、年間降水量は多い地域で400~800ミリ、少ない地域では50ミリメートル以下と言われており水資源に乏しい国と言えます。

なので、水の確保は国の安全保障にも関わるためイスラエルは国をあげて水資源の管理戦略に力を注いできました。

イスラエルの代表的な水テクノロジー

イスラエルの研究者が発明した点滴灌水装置。このテクノロジーは水をあちこちに散布するのではなく、水が土壌や植物の根に直接ゆっくりと浸透する事で根が効率的に水分を吸収できます。この技術は世界各国で利用されています。

海水や塩水を淡水に変える技術で、イスラエルは世界でトップクラスの技術を誇っています。

イスラエルは2015年に廃水の86%を処理して農業に再利用することに成功しました。

砂漠地帯

イスラエルの特産品オリーブ

初代イスラエル首相であるダヴィド・ベン=グリオン(David Ben-Gurion)は「砂漠に花を咲かせよう」をスローガンにイスラエルの水テクノロジーを発展させました。

また、イスラエルでは2015年に国際金融機関と協力し、水問題に直面する発展途上国などの国々を支援する協定にも署名しています。

「イスラエルの経験と専門知識は、水の安全保障に関する多くの課題に直面している世界銀行のクライアント国にとって間違いなく重要かつ有利なものとなるだろう」

世界銀行 水資源担当局長 ジェニファー・サラ氏

水は人間ではコントロール出来ない領域として考えられており、水不足に悩んでも何も出来ない国も多い中、 過酷な土地であってもあきらめず、知恵を絞り、努力し、水大国と言われるまで発展した国イスラエル。

そのテクノロジーは水に限らず多岐に渡ります。

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